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【2017/08/24 06:23 】 |

第1話
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 10:34:46.01 ID:PH945xECO
――昔、罪人がいた。


彼は大勢の観衆の前で断刀台に登り、今まさに斬首刑を執行される所であった。大勢の罵声と怒号が響く中で執行人が罪人に訪ねた

「……何か言い残すことは?」

その時だけは、観衆が静まり返る。―――――――そしてその沈黙を破るように罪人が言った



「――――もし本当に地獄があるのなら、俺は貴様等を殺しに地獄から蘇ってやる。」



その瞬間――――ギロチンが落とされた

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 10:42:27.13 ID:PH945xECO
彼が処刑された一年後…………ペストが流行り何万もの命が奪われた

それが偶然か、それとも彼の呪いなのかはわからない。



更に一年後、真犯人が捕まった。―――――――――そう。彼は無実の罪で処刑されたのだ。


それを悔やんだ町民は彼の慰霊碑を作ったが時既に遅く……………。
彼の住んでいた町の町民はすべて病気で息絶えた。

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 10:51:06.80 ID:PH945xECO
それから何百年も経った今でも同じ事が起きようとしていた――――――――――


( ^ω^)「僕はやってない!僕は無実だお!!」

検事「被告人。もう何を言っても判定は覆りません」

裁判官「その通りです。もう判決は出ました。早く退場しなさい!」

( ^ω^)「な……何故誰も……………信じてくれないお………。弁護士さん………」

弁護士「…………」
( ^ω^)「僕は………僕は………」

『見苦しいぞ!!!早く失せろ!』
『自業自得だ!この殺人魔!』

( ^ω^)「…………僕は……」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:02:36.85 ID:PH945xECO
( ^ω^)「僕じゃ…………ないお………」

『まだ言うか!お前がやったんだろ!』
『そうだ!!早くかえれ!!』

裁判官「静粛に!!………被告人に強制退場を命じます。警備員!」

( ^ω^)「くそ……くそ……!!なんで……」

警備員「……こっちに来るんだ!」

( ^ω^)「…………」

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:08:39.96 ID:PH945xECO
――同時刻―――


「ツン!早く来なさい!そろそろ速報が始まるわよ!」

ξ゚⊿゚)ξ「わかってる!今行くわ!」



テレビ「たった今速報が届きました!ブーン被告の裁判の結果は………」

「………」
ξ゚⊿゚)ξ「‥‥」

テレビ「一審、二審ともに死刑です!しかも異例の半年以内の執行です!」

「!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「……!!」



ξ゚⊿゚)ξ「よかった……。これで兄さんも浮かばれる……」
「そうよ!やっとあの殺人魔にも終わりが来たのね!」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:20:15.52 ID:PH945xECO
――半年後


看守「………朝飯だ………」

( ^ω^)「…………」



カサッ……

( ^ω^)「この紙は…………」



「当日正午過ぎに処刑を執行します」



( ^ω^)「………もう………かお………。」

( ^ω^)「最後にふかふかのベットで寝たかったお………」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:27:23.86 ID:PH945xECO
看守「では、これから処刑を始めます」

看守B「……」
看守C「……」


( ^ω^)「…………」

看守「最後に………いい残す事は………?」

( ^ω^)「………」

看守「………では……」

( ^ω^)「……地獄って信じるかお?」

看守「……?」


( ^ω^)「僕は信じるお」


看守「……それは何故ですか……?」

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:35:11.91 ID:PH945xECO
( ^ω^)「何故って……?そんなの決まってるお……」

看守「……?」


( ^ω^)「もし………もし地獄があるのなら………!僕はお前等を殺しに蘇るお!!」

看守「…………」

( ^ω^)「内蔵ぐちゃぐちゃにして………脳みそかちわって……お前等の親、恋人、子供!!全員殺しに来てやるお!!」

看守「………執行……開始……!」

( ^ω^)「僕はお前等を裏切ってはいないお!お前等が僕を裏切ったんだお!!」

カチ………

ガシャ!!

( ^ω^)「うぐ…………ぐぁぁぁぁぁぁ………!!」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:45:13.14 ID:PH945xECO
( ^ω^)「がぁぁぁ!!!グゥ……!!!」


( ^ω^)「…………」



看守「………黙祷を………捧げます………」
看守B「………」
看守B「………」


――――――――――

テレビ「え~……今頃はブーン被告の処刑が行われている時間です。ブーン被告の犠牲になった509人もこれで成仏できるでしょう……」



「やっと…………。やっと……!」


ξ゚⊿゚)ξ「………よかったね………お兄ちゃん……」

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:52:05.88 ID:PH945xECO
―――――気がついたらここにいた



足元には闇のような岩、回りには高くそびえ立つ火山、空は血のように赤く染まっている。


( ^ω^)「………ここは……?」

( ^ω^)「……僕は一体何故ここに…………。」





( ^ω^)「………僕は一体誰なんだ……?何も思いだせないお………」

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:59:36.84 ID:PH945xECO
( ^ω^)「とりあえず………この荒野みたいな所から抜け出さなくちゃ……。
……と言っても回りには岩と火山しか見あたらないお………」



とりあえずブーンは北西に歩く事にした。

しかし一時間歩いても何も見えてこない。
その内にブーンは徐々に焦りを感じていた。―――――――まさかこの世界に自分一人しか人がいないのか――――と



( ^ω^)「………いけどもいけども同じ風景だお………。……終わりはあるのかお……?」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:11:05.58 ID:PH945xECO
( ^ω^)「………発狂しそうだお………。畜生………」


( ^ω^)「でも………僕はあきらめないお……」


そうして更に5時間程歩いた所にその洋館はポツンと立っていた。


( ^ω^)「館が……館があるお……!!これで誰かに会えるお!!」


( ^ω^)「……呼び鈴がないお……。まぁ入ってから挨拶すればいいお」

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:18:16.02 ID:PH945xECO
( ・∀・)「じゃあ………コレとコレを二万体頼む」

『じゃあ私は三万体くらい頼もうか……』

「は……。かしこまりました……」

( ・∀・)「明後日までには届けてくれ。」

「承知しております」

( ・∀・)「ウン。それでは………」


ガチャ


( ^ω^)「こんにちは!!誰かいますかおーー!?」



『!?』
『……!』
( ・∀・)「……人間?」

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:27:56.97 ID:PH945xECO
( ^ω^)「……え?」


館の中にはおびただしい数の人間がいた。恐らく数百人はいるだろうが……

( ^ω^)「………何でみんな驚いてるんだお……」


『何故……人間が……』
『………人間』

( ・∀・)「………」



( ^ω^)「あ………あの……僕は怪しい者じゃないですお‥‥。その………」


コツコツ………


( ^ω^)「あ………」

( ・∀・)「よぉ………坊主………。どうした……?」

( ^ω^)「い………いや……」

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:41:58.10 ID:PH945xECO
( ^ω^)「道に………迷って………」

( ・∀・)「道……?」

( ^ω^)「そうだお……。」

( ・∀・)「‥‥おかしいな。こんな所に道なんかない筈だが……?」

( ^ω^)「………でも……気がついたらここにいて………。」

( ・∀・)「ほう……。なるほど………」

( ^ω^)「……?」




( ・∀・)「諸君!驚かせてすまない!コイツは私の孫だ!!」


( ^ω^)「え!?」


( ・∀・)「コイツはな、人間に化けるのがうまいんだ!私のでさえ見間違えるんだよ!」


『何だ………人間じゃないのか……』
『まったく……びっくりさせおる……』

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:50:47.03 ID:PH945xECO
( ^ω^)「え……え…?」

( ・∀・)「いいから黙れ………」

( ^ω^)「は………はいだお……」

『いや~…それにしても人間そっくりですなぁ………』
『本当じゃ……匂いまで真似るとは……』


『これからよろしく頼むぜ……』
( ^ω^)「え?……はぁ」
『お前の爺さんによろしくな…。ウヒヒヒヒ!!』


『あ!貴様!抜け駆けは許さんぞ!』
『坊ちゃん!私とも握手を!』
『いやいや!私と握手しましょう!』


( ^ω^)「…アッーー!押さないで!押さないでくれお!!!」

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 13:02:05.02 ID:PH945xECO
( ・∀・)「おっと!忘れてた!私はこれから城に用事があるんだ!すまないがこれで失礼するよ。ほら!いくぞ!」


( ^ω^)「え……?あ………はい」


『まだ私の自己紹介が!!』
『坊ちゃん!私を是非ともお爺様に!』


( ^ω^)「……?」

( ・∀・)「ほら‥‥さっさと外に出るぞ………」

( ^ω^)「はぁ……」



――――――――――


( ・∀・)「ち………浅ましい奴等だ………。俺の孫とわかったら媚びやがって……」

( ^ω^)「……何故あんな嘘を……?」

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 13:29:34.85 ID:PH945xECO
( ^ω^)「……歩いていくのかお?」

( ・∀・)「……冗談!歩いて向かったら100年はかかるね!ヒャハハハハ!」

( ^ω^)「それじゃあどうやって行くお?飛行機でもあるのかお……?」

( ・∀・)「飛行機?何だそりゃ?」

( ^ω^)「…飛行機を知らないのかお?」

( ・∀・)「まぁ人間の世界に興味はないからな。」

( ^ω^)「……?」

( ・∀・)「……とりあえず話は帰ってからだ。………え~っと……確かここら辺に……。お!いたいた!」

( ^ω^)「!!!!こ…………これは!?」

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/09(日) 13:38:42.68 ID:PH945xECO
( ・∀・)「紹介しよう。私のカワイイペットのバゼルだ。」
( ^ω^)「ペットって……。でかい怪物ハエだお!!」
( ・∀・)「怪物とはひどいな………こんなにカワイイのに……。なぁ~!」

怪物ハエ「オオオオオ!!!!!」


( ^ω^)「おえ…………」


( ・∀・)「さぁ!乗れよ!」

( ^ω^)「はぁ!?」

( ・∀・)「?何驚いてるんだ……?コイツに乗らないと俺の城まで行けないぞ」

( ^ω^)「こんな気持ち悪いもんに何が嬉しくて乗らなきゃならきゃいけないお!」

( ・∀・)「気持ち悪い………ねぇ……?」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/09(日) 13:49:07.87 ID:PH945xECO
( ・∀・)「まぁいいから遠慮するな。バゼルに乗れるなんてこんな栄誉な事はないぞ」


( ^ω^)「ひぃぃぃ!!!食われるお!!!アッーー!!!」


――――――――――

( ^ω^)「………」
( ・∀・)「どうだ。乗り心地はいいだろう。ふわふわしてて」
( ^ω^)「………。まぁ乗り心地は……」
( ・∀・)「ハハハハ!そうだろ!」



( ^ω^)「……あの崖の上に立ってる城は……?」
( ・∀・)「あれはな………。見栄っ張り悪魔の城だ」
( ^ω^)「????」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/09(日) 13:58:52.59 ID:PH945xECO
( ^ω^)「………じゃあ海が赤いのは何でだお?」
( ・∀・)「へ?ありゃ溶岩だぜ?」
( ^ω^)「溶岩!?でも魚が泳いでる……」
( ・∀・)「そりゃあ泳いでるだろ」

( ^ω^)「……」

( ・∀・)「もしかしてあの魚食いたいのか?」
( ^ω^)「!?」

( ・∀・)「よーし、捕まえてやるよ。」
( ^ω^)「いや!いいです!」
( ・∀・)「遠慮すんな!‥‥‥ッハ!!」

ブゥゥゥゥン……!!

( ^ω^)「げ………手からハエの大群が………」
( ・∀・)「よし!捕まえてこい!」

ブゥゥゥゥン!!

魚「ウゴォォォォ!!」

( ^ω^)「さ……魚が叫び声を……」

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:08:05.52 ID:PH945xECO
ブゥゥゥゥン!!!

( ・∀・)「よし!よくやった」
( ^ω^)「……何でその魚腐ってるお…?」
( ・∀・)「あぁ……。このハエに触れた生き物は腐って死ぬんだ。腐ってる方がうまいぞ!ほれ!」

( ^ω^)「い………いらないお!!」

ペチ!

( ・∀・)「あ!魚が…」

( ^ω^)「……アンタ蝿が好きなのかお……?」

( ・∀・)「ああ。何たってハエだしな……」

( ^ω^)「……?」

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:17:56.94 ID:PH945xECO
( ・∀・)「さぁ、そろそろ家に着くぞ」

( ^ω^)「………まさか家もハエで出来てるんじゃ……」

( ・∀・)「…………」

――――――――――


ブゥゥゥゥン……

( ^ω^)「まさか……このでっかい城が………」
( ・∀・)「?どうした?」
( ^ω^)「この馬鹿みたいにでっかい城がアンタの家かお……?」

( ・∀・)「まぁ……そうなるな」

( ^ω^)「……アンタ金持ちだお……。城の頂上が見えないお……」


( ・∀・)「金持ちねぇ‥……」

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:26:34.29 ID:PH945xECO
( ・∀・)「ま、とりあえず入ってくれ。」

( ^ω^)「………お邪魔します。」

――――――――――


『お帰りなさいませ。閣下』
『閣下!早かったですな!』

( ・∀・)「……」

『食事の用意が出来ておりますがどうなさいますか?』

( ^ω^)「げぇぇ……、これみんな使用人かお……?どう見ても100人以上いるお……」

( ・∀・)「……ここにいるのは一部だけどな……」

( ^ω^)「……」


『失礼ですが………。そちらのお方は……?』

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:32:33.25 ID:PH945xECO
( ^ω^)「………」

( ・∀・)「……こいつは私の孫なんだ。200年ぶりに会ったんだよ。どうだ?人間に化けるのがうまいだろう……?」

『おぉ……!!お孫様でございましたか……。』

( ・∀・)「………コイツに部屋を案内してくれ。私は少し休む……」

『はは!おい!プロセルミナ!』

メイド『は……』

『このお方を部屋に案内して差し上げろ。私は閣下の世話をする』

メイド『はい……。どうぞこちらへ……』

( ^ω^)「はぁ………」

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:41:16.07 ID:PH945xECO
メイド『……………』
( ^ω^)「……………」
メイド「………」
( ^ω^)「………」

( ^ω^)「(気まずいお………。何か話題を……)」


( ^ω^)「あの……」
メイド『……何ですか……?』
( ^ω^)「プロセルミナって……君の名前かお……?」
メイド『……?』
( ^ω^)「い……いや……その……」
メイド『………プロセルミナとは私の種族の名前です………』
( ^ω^)「あ……そうだね!うん………あははは……」
メイド「………」
( ^ω^)「…………」

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:50:12.47 ID:PH945xECO
メイド「ここです……」

( ^ω^)「あ‥‥‥うん……」
メイド「では失礼致します……」


( ^ω^)「……はぁ……。今日は疲れたお………。もう寝るお……」

ボブ……

( ^ω^)「あ~……ふかふかのベットだお………………気持ちいい……お……」

( ^ω^)「………………」

――――――――――
翌朝

( ^ω^)「…すー……。……ん?」

メイド「………」

ジー……

( ^ω^)「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」

メイド「……?」

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:57:32.48 ID:PH945xECO
( ^ω^)「な…何でそんな所に立ってるんだお!!」

メイド「…………閣下がアナタをお呼びになられたので呼びに来ました。」

( ^ω^)「……何故起こしてくれなかったお?」

メイド「起こせ、とは命令されてません。」

( ^ω^)「あ………そう……」

メイド「では起きたようなので閣下の部屋までご案内します。」

グイ!

( ^ω^)「え!?ちょ……ちょっと!まだパンツ一丁……!!やめ…………腕を引っ張らないで!!アッーー!!!!!!」

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 15:03:35.38 ID:PH945xECO
コンコン……

( ・∀・)「……入れ」


メイド「……失礼します。お孫様を連れて来ました」

( ・∀・)「………?あ……あぁ………ご苦労………下がれ……」

メイド「はぃ……」
( ^ω^)「………」



( ・∀・)「……んで何だそのカッコは?」
( ^ω^)「…アンタ……メイドの教育をした方がいいお………」
( ・∀・)「……?」

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 15:17:05.01 ID:PH945xECO
( ・∀・)「まぁいい。それでな……この部屋に呼んだのはお前に説明してやろうと思ったからだ」

( ^ω^)「……説明?」

( ・∀・)「ああ。まずお前さん……自分が死んだ時の事は覚えてるよな?」

( ^ω^)「僕が………死んだ……?」

( ・∀・)「……………?。おかしいな……普通は覚えてる筈なんだが………」

( ^ω^)「……何も思い出せないんだお……。自分が何者かも……」

( ・∀・)「……マジかよ……。こりゃまいったな……。説明しにくいぜ……」

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 15:25:14.27 ID:PH945xECO
( ・∀・)「あ~~……簡単に言うとだな……、お前は既に死んでるんだ。」

( ^ω^)「!?………じゃあここは一体何なんだお………?」

( ・∀・)「……?ここが天国に見えるか……?……ここはな……」


( ^ω^)「…………」


( ・∀・)「地獄だよ。罪深い罪人しか来れない楽園さ。ひゃはははは!!!」


( ^ω^)「地獄………!?じゃあ僕は生きている時は犯罪者だったのかお!?」

( ・∀・)「そんなのは知らん。だがお前を恨んでる人間は沢山いるのは確かだ」

( ^ω^)「……そんな……」

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:06:07.52 ID:PH945xECO
( ^ω^)「……じゃあお前等は……一体………」

( ・∀・)「………もうわかってるんだろ……?」

( ^ω^)「………」

( ・∀・)「そう……俺達は悪魔だ。人間が忌み嫌ってる化け物さ」

( ^ω^)「……でも、姿は人間と変わらないお」

( ・∀・)「そりゃそうだ。悪魔は…………おっと!!」

( ^ω^)「……?」

( ・∀・)「いや……何でもない。」

( ・∀・)「……それとな、お前自分が人間って事は誰にも言うなよ?」
( ^ω^)「……何でだお?」

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:11:46.83 ID:PH945xECO
( ・∀・)「……悪魔の暗黙の了解の中に人間を見つけたらすぐ殺せ……とゆうのがあるんだ。……人間だと知られたら俺の城の中にいる悪魔でさえお前を殺しに来るぞ」


( ^ω^)「………何故だお……?」

( ・∀・)「……?」

( ^ω^)「じゃあ何故アンタは僕を助けてくれたんだお………?」

( ・∀・)「……知りたいか?」

( ^ω^)「……知りたいお……」


( ・∀・)「……」

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:18:50.62 ID:PH945xECO
( ・∀・)「……答は……この先にある……」

カチ……

ゴゴゴゴゴゴ!!!

( ^ω^)「隠し扉…!?」

( ・∀・)「ついて来い……」

( ^ω^)「………」

――――――――――
( ^ω^)「……?暗くてよくわからないお……」

( ・∀・)「今明かりをつける……」



( ^ω^)「こ………これは…………!?」

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:25:54.69 ID:PH945xECO
( ^ω^)「怪物の……死体………?」

( ・∀・)「おいおい…………怪物とは何だ……。お前の仲間だぜ……?」
( ^ω^)「……仲間?」
( ・∀・)「……それに………」


( ゚Д゚ )「ウォォォォォォ!!!!」


( ^ω^)「!?ま……まだ生きてる!?」
( ・∀・)「ははは!!いつ見ても元気がいいな!」
( ^ω^)「こいつは……なんなんだお!?」

( ・∀・)「こいつ?お前と同じ人間だよ」

( ^ω^)「……!?」

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:32:59.01 ID:PH945xECO
( ^ω^)「に……人間!?コイツが……!?」
( ・∀・)「そうさ。今から何百年も前にやって来た奴だ」
( ^ω^)「………どうして……こんな姿に……?」


( ・∀・)「……昔……その人間がこの城にやって来た時………、私はルールに従いそいつを殺そうとした。しかし奴は私に対してこう言って来た」

( ^ω^)「……」

( ・∀・)「『頼む!私の魂をやるから……私を殺した人間共をころしてくれ!』っと……。」

( ^ω^)「………それで?」

( ・∀・)「……その男の恨みの量は悪魔の私でもゾッとするような量だった……。私はその時暇を持て余してたからな………その男の望み通り、人間の世界に病気を流行らせ何万、何十万もの人間を殺したよ」
( ^ω^)「…………」

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:45:24.64 ID:PH945xECO
( ・∀・)「約束通りその男は魂を私にくれた……。それでな……私は思ったんだ……」

( ^ω^)「………?」

( ・∀・)「人間の魂で悪魔を作ったらどんなのが出来るのだろうか……と。そして私はお遊びのつもりで男の魂を使い悪魔を作ってみた……」

( ^ω^)「……」

( ・∀・)「するとどうだろう………。上級の悪魔に匹敵する程の怪物が作れたではないか!!……もし人間の魂をもっと使い、悪魔を作ったら………どんな悪魔が生まれるんだろうな………!!」

( ^ω^)「……まさか……僕も怪物にするつもりかお…!?」

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:54:09.37 ID:PH945xECO
( ・∀・)「……魂は無理矢理奪っても駄目だ。相手の同意がある上で貰わなくては役に立たない。」

( ^ω^)「………」

( ・∀・)「……お前の望みを叶えてやる代わりに魂を貰おうと思ったんだが………記憶喪失じゃ仕方ないな……。
まぁお前はオレが個人的に気に入ったんだ。……本当に私の孫にならないか?お前の欲しい物はすべてくれてやるぞ……?」

( ^ω^)「…僕は欲しい物なんかないお…………。でも……行く所なんかないし助けてくれたから……孫にはなっていいお」


( ・∀・)「……そうか!!!はははは!よし!私が立派な悪魔にしてやろう!!」


( ^ω^)「え!?悪魔!!」
( ・∀・)「はははは!遠慮するな!!悪魔はいいぞ!!」
( ^ω^)「ちょっと…………悪魔は……!!」

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 19:01:55.87 ID:PH945xECO
( ・∀・)「じゃあまずは服だ!この服なんかどうだ!?」

( ^ω^)「……派手すぎるお……」

( ・∀・)「じゃあドラキュラが着てた服なんかどうだ!?これなら似合うぞ!」

( ^ω^)「……う~ん……」

( ・∀・)「よし!それじゃあ……怨念と血がべっとりついたオルロック伯爵のスーツはどうだ!?」

( ^ω^)「怨念……!?てゆうか血だらけだお!!!絶対やだお!!」

( ・∀・)「ははは!よく似合うぞ!」

( ^ω^)「………うぅ………気味悪いお………」

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 19:09:18.57 ID:PH945xECO
( ・∀・)「よし!では朝食にしよう!食堂の場所はわかるか?」

( ^ω^)「え?わかんないお………」

( ・∀・)「ん~~……まぁそこら辺にいるメイドにでも聞いてくれ。オレはもうちょっとしてからいく」

( ^ω^)「わかったお……」


ガチャ……


メイド「……!」

( ^ω^)「!!君は……!」

メイド「……失礼します……!」


( ^ω^)「……まさか……聞かれてた……?」
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【2006/04/09 12:06 】 | ( ^ω^)ブーンが地獄に落ちたようです | comment(3) | trackback(0)

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