24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:57:09.09 ID:H1RKSS2i0
~閻魔法王庁~
ξ゚⊿゚)ξ「…それでまた魂を持って返ってこなかったわけ?」
(;^ω^)「申し訳ないお…」
死神に対する非の追求は、厳しいものである。
ましてや自らの職務を破棄するなど言語道断だ。
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:00:29.36 ID:H1RKSS2i0
_,,..,,,,_
/ ;' 3 `ヽーっ ・・・・・・
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
ξ゚⊿゚)ξ「御覧なさい、荒巻様もお怒りになられてるわ」
死神の長荒巻スカルチノフ。
その外見からは想像できないほどの殺気を、死神は感じていた。
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:01:10.36 ID:H1RKSS2i0
( ^ω^)「僕は…どうすればいいんですお?」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:02:38.87 ID:H1RKSS2i0
_,,..,,,,_
/ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
ξ゚⊿゚)ξ「今から一ヶ月以内に十の魂を持ってきなさい、とおっしゃってるわ」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:04:43.64 ID:H1RKSS2i0
十の魂、響きだけは簡単に聞こえるだろう。
しかし、その実それだけの数を手に入れるには相当の労力を要するのだ。
だが、死神に拒否権は無かった。 拒否はすなわち自身の消滅に繋がっているのだから。
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:06:20.37 ID:H1RKSS2i0
僕の沈黙を、彼女はYESと受け取ったらしい。
声高く僕へと指示を出した。
ξ゚⊿゚)ξ「さぁ行くのです死神・『内藤ホライゾン』!!」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:08:03.46 ID:H1RKSS2i0
僕は心に抱く疑問を解消できぬまま、闇夜へと飛び出した。
そして、これが僕の旅の始まりでもあったのだ。
/⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
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ノ>ノ
三 レレ
第一話『旅立ち』・完
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