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【2017/11/23 10:57 】 |

( ^ω^)ブーンはガンダムのパイロットのようです part16
6:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:24:26.74 ID:cgRa1DXU0
薄暗い廊下に一人、ぽつんと取り残されてしまった
あてこすりのようにどすんと壁にもたれかかり、小さく溜め息を漏らす
ツンはどうやらこちらを避けているようだし、エアとはそれほど親密ではない
仕方がないと自室の扉の前に立つと、空気の抜ける音と共に部屋の中を覗かせた
ヱイル「ブーン、少し話をしないか?」
後ろから声をかけられ、振り返ると相も変わらず難しい表情をしたヱイルがこちらに向って歩いてきていた
目の前まで近づいてくると、どうだ、と返答を求めてくる
一人でいてもなにもにすることがないし、特に用も無かったので了承することにした
( ^ω^)「はいお。それで、何処でお話を……」
ヱイル「そなたの部屋でよかろう。では、失礼するぞ」
( ^ω^)「お……」
ずかずかと部屋に押し入っていくヱイル
借りている立場ゆえ何も言えないが、少しくらい憚って欲しいなどと思いつつ、後を追った

7:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:25:30.72 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「まずは改めて礼を言おう、ご苦労だった」
部屋に入るなり、ヱイルがそう言って深々と頭を下げた
いきなりのそれに思わず恐縮してしまい、ブーンも同じように頭を下げる
( ^ω^)「と、とりあえず座りましょうお? 立ち話もなんですし……」
突っ立ったままでヱイルが話を切り出しそうだったので、先手を打ってそう言った
ベッドに腰をおろすと、ヱイルも倣って隣に腰を沈める
その時ふと、ブーンは自分が汗ばんでいたことを思い出した
もしかしたら、汗臭いかもしれない
いくらか空調で汗は引いていたものの、ヱイルを嫌な気分にさせないためにもシャワーを浴びようかと思いたった
少し外します、とヱイルに言って、ベッドから腰をあげた

8:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:25:48.46 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「どうした、なにか用があったのか?」
( ^ω^)「あ、いえ……。ちょっと、シャワーを浴びようかなと」
ヱイル「ふむ……。そういうことなら、ついでだ。私も汗を流そう」
突然の言葉を理解できず、ヱイルが上着に手をかけたところで思わず吹き出した
( ^ω^)「いやいやいや、ダメだお! な、なに考えてるんだお!」
赤面しながら咎めると、ヱイルは眉根を寄せて手を下ろした
ヱイル「何故……」
( ^ω^)「な、なんでって……。僕は男で、ヱイルさんは女だからだお!」
ヱイル「むぅ……」
性別というものはかくも不便だなとヱイルが呟くのを聞き流して、逃げるようにシャワールームへと向った
いそいそと服を脱ぎがら、ふぅと溜め息をつく
いきなり服を脱ぎだそうとするとは、少し見たくもあったが驚きだった
貞操観念が薄いのは、箱入り娘だからなのだろうか
いや、それでも性別は不便だな、はありえないだろう
一体どんな箱に入れられていたのやら……対爆撃用シェルター?
などとくだらないことを考えながら、シャワーのコックを捻った

9:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:26:28.65 ID:cgRa1DXU0
( ^ω^)「あ、義足大丈夫かな……」
既に温水を浴びていたので今更だが、左足の義足に目をやった
失った足の代わりにそこにある義足の調子はかなりよく、MSに搭乗しての戦闘には支障が無いほどだ
義足には防水加工が施されていたらしく、特に問題は無い様で肩を撫で下ろした
はじめ僕は、こうして足を失ったことを罰と形容した
人を殺し仲間を殺し、その結果の罪、対価の罰
今はそれを悔やみ、償いにと再びMSに乗っている
罪と罰の因果関係、それはなのも僕だけに適用されるものではない
罪を犯せば、必ず罰がある、因果応報
だからせめて、罰を受ける前に気付き、悔い改めて欲しいのだ
何もかも失ってから気付いても、後悔しか残らない
今は遠く離れたところにいる友を想い、いたたまれなくって目を伏せた
彼は今、何を想っているのだろうか

11:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:26:50.32 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「どうだ、汗は流せたか?」
いつの間に来たのかヱイルがスモークガラスの向こうにいるらしく、ぼんやりと輪郭が映っていた
先程のやり取りを思い出し、なんとなくタオルで股間を隠してから答える
( ^ω^)「はいー、もう出ますおー」
シャワーのコックを捻り、シャワールームから出ようとサイドボタンを押す
自動扉が開かれると、外には既に服を脱いだヱイルが佇んでいた
( ^ω^)「うわぁぁぁ!」
ヱイル「む、どうした?」
( ^ω^)「ふ、服! 服!」
逃げ込むようにして、再びシャワールームへ駆け込んでドアを閉め、ロックした
どうかしている、それともからかっているだけなのか?
ヱイル「どうした、なにかあったのか?」
赤面しながら俯いていると、怪訝そうな声がドア越しにくぐもって聞こえた
どうやら前者、素のようだ、どうかしている
いままでずっと、古風な喋り方や凛とした外見から真面目な人だと思っていたのだが、いくらかずれているらしい
ネルガルさんは一体、どういう教育をしてきたんだ、この人に

12:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:27:36.15 ID:cgRa1DXU0
( ^ω^)「とりあえず服を着て下さいお。すぐ出て行きますから……」
それだけ言うと、わかったと返事が返ってきて、がさごそと服をあさっている音が聞こえてきた
盛大に溜め息をつき、ずるずると座り込む
全くの想定外の出来事に、どっと疲れた気がする、戦闘並だ
相手が気にしていないのだから、こっちも気にすることも無いとは思うが……
ヱイル「着たぞ、出てくるがいい」
それでも気にしてしまうのは、やはり女性慣れしていないせいだなと気を落とす
昔何度かツンせがまれて一緒に風呂に入ったこともあったが、あれは昔のことだったし、ツンは兄弟のようなものだ
いいかげんこの歳にもなって女性の裸体に赤面してしまうようでは、格好がつかない
急かすようにとんとんとドアを小突かれたので、しっかりとタオルを体に巻きつけてシャワールームから出る
どうかしたのかと声をかけられたが、なんでもないとはぐらかし、一目散にそこを後にした

13:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:27:53.16 ID:cgRa1DXU0
用意されていたハーフパンツとTシャツを着、タオルでがしがしと頭を掻き回す
シャワールームからは水の弾ける音が聞こえ、女性が裸でそこにいるとどうしても意識してしまう
不埒な考えが頭をよぎり、憤慨して頭を振る
まったく、こんな時に僕は……
そう、こんな時に、なのだ
今こうしてベッドに腰を落ち着けている間にも、誰かが何処かで殺し殺されの悲劇を演じている
そう考えると、心が締め付けられるように痛む
そんなことで、自分が心を痛める必要など、無いのかもしれない
何の接点も無い、何も知らない人間の苦痛などに
だが、それを他人事だと割り切れるほどの非情さを、ブーンは持ち合わせてはいなかった
故に罰と足を失いながらも、他の人間に自らと同じ痛みを味わって欲しくないという思いから、再び剣を取った
たとえ今は、それが偽善だと疎まれようとも

14:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:28:09.30 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「やはり、難しい顔をしているな」
顔を上げると、同じく難しい表情をしたヱイルが佇んでいた
国家として声明を出し動いている彼等だ、伴う責任も格段に大きいものだろう
そこに住む国民すら、下手を踏めば敵とみなされてしまうかもしれない
以前ヱイルは、この国は戦争に反対するものの国だと言ってはいたが、それでも戦火を浴びるのが嫌だという者もいるだろう
想いだけで動くことが出来ないのが、人間の良いところであり、悪いところだ
そんなことを考えながら、気まずげにヱイルから目を逸らし、ベッドにうつ伏せに突っ伏した
ヱイルが眉根を寄せ、首をかしげる
ヱイル「どうした?」
( ^ω^)「服……」

16:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:28:32.22 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「どうだ、これなら文句も無いだろう」
( ^ω^)「や、胸も隠して……ってか、服着ろっつってんだお」
腰にタオルを巻いてシャワーるむーから戻ってきたヱイルにそう言い、思い切り顔を逸らす
あまりそうやって見せ付けられると、自戒したばかりなのに再び変な気分になるではないか
……もしかしたら、わざとこんなことをして……
そう思いかけて、ないないと頭を振って考えを即座に否定した
こんなくだらない冗談をするような人ではないだろう
ならやはり、性差という概念が薄いのだろう
かえって厄介だ

19:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:29:27.61 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「それで、どうした? 思うところがあるのなら、私に話してみてくれ」
( ^ω^)「服を着てくれたら話しますお」
頑なにタオル一枚で通そうとするヱイル
暑いからなのかは知らないが、はじめからそういうつもりだったのかと勘繰ってしまう
風呂上りの火照った顔に、綺麗な白い肌と胸の膨らみが……
いい加減にしろブーン! 何度自戒すれば気がすむんだ!
( ^ω^)「えっと、たしかまだ余分に服があったはずだお……」
ベッドに横になってくつろぎだしたヱイルから目を逸らし、はてさてとロッカーを覗く
ていうか、真面目な話をしに来たんじゃなかったのか
その時、突然室内にブザーが鳴り響いた
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、ちょっと入ってもいいかしら」
一瞬、服を持ったまま固まる
冷静に周囲の状況を分析すると、シャワーを浴びた自分と、あろう事かタオル一枚のヱイルさん
まずい、どう考えても色々とまずい
別に特になにをしたわけでもないのだから問題はないのだが、思い込みの激しいツンに誤解されると後々ややこしくなる
とりあえず、ヱイルには服を着てもらおう

20:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:29:52.51 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「どうぞ」
( ^ω^)「ってうおおおい!」
さも当然のように招きの言葉を口にしたヱイルを振り返り、突っ込みを入れる
ヱイルの返答を僕の返答と勘違いしたのか、ツンはためらいなく扉を開けてしまった
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、さっきは悪かったわ。私……」
申し訳なさそうに沈んでいた表情が、室内の様子を把握したのか一転、無表情になった
元々釣り目だった目が、更にきりきりと釣り上がっていく
( ^ω^)「あ、や……これは、その……」
ξ゚⊿゚)ξ「…………」
はっきりと状況を説明できれば、誤解されないですんだかもしれない
浮気の現場を見られてしまった男の心情が、なんとなく理解できた気がする
そんな心の葛藤を他所に、ヱイルがベッドから降り立ってツンに近づいていった

21:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:30:07.50 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「ツン、そなたも共にどうだ?」
当然、これからについての相談や話し合いのことだ
だがこの場において、それはかなり、この上なく不適当だ
ヱイルの言葉を聞いて、ツンがこめかみをぴくりと動かした
ξ゚⊿゚)ξ「遠慮しておくわ」
淡々とそう告げると、後ずさるようにして部屋から出て行ってしまった
慌てて後を追いかけるも、既に扉は閉まり、ロックがかけられる音が虚しく響いていた
何とか誤解を解こうとブザーを押すも、設定が変更されて鳴らなくなってしまっていた
ヱイル「ツン、やはり何かあったのではないだろうか」
( ^ω^)「うん、そうだね……」
盛大に溜め息をつきながら、自分を追いかけて外に出てきたヱイルに服を押し付ける
また一つ、これからどうしようが増えてしまったではないか
というか、別に自分が何をしようとツンには関係ないではないか
何故僕ばかりが気を遣わなければならないのだろうか
再び嘆息しながら、とぼとぼと部屋へと戻った

22:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:30:54.22 ID:cgRa1DXU0
いそいそと服を着だしたヱイルを一瞥し、ベッドに体を横たえた
ツンの誤解は後で解くとして、今はしっかりと体を休めておこう
MSによる戦闘は、それほど身体的な疲労が激しいわけではない
どちらかというと、この疲労感の原因は精神的なものだろう
辛いという程では無いが、疲れは取っておくにこしたことは無い
ころんと寝返りを打ち、強化ガラス越しに宇宙を覗く
漆黒の空間に、青い球体が浮かんでいるのが見て取れた
地球民と、宇宙民
その分類以前に、僕達は人間という大きな共同体だったはずなのに
同じ種族同士殺しあうことの、なんと愚かなことか
何故神は、人間に憎しみの感情など与えたのだろうか

23:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:31:31.00 ID:cgRa1DXU0
ヱイル「どちらの考えも、わからぬわけでもないのだかな」
ようやく服を着たヱイルが、ベッドに腰を沈めて話を切り出した
というか、もって早く着ていてくれればよかったのに……
ヱイル「地球軍も宇宙軍も、戦う理由の根本は自分たちの世界のためだ」
( ^ω^)「うん……」
ヱイル「宇宙民は人間の力をより高みへやるべく、そして地球民は高まりつつある力を危険視し、否定する。共に人間だというのに、意の相違から互いを殺す」
より詳細な部分はわからぬが、表層の対立関係はこうだと、ヱイルが言った
矛盾している
民の安全を守る為と謳いながら、戦いに走り民を殺す地球民
人間の力をより高みへと望み、高めた力で人間を殺す宇宙民

24:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:32:10.03 ID:cgRa1DXU0
それでは、本末転倒ではないか
ヱイル「矛盾だと感じる者もいよう。だが、それでも戦争は止まらぬ」
戦争が終らないのは、結局のところ皆自分のところにしか目がいかないからなのだろう
以前の自分がそうだったのだ
勝ちたい、認められたい、好かれたい、守りたい、生きたい
それらは至極当然のことで、仕方ないともいえよう
だがそれゆえに、自分と自分の世界を守る為と、躊躇いもなく他人を糧としてしまう
個人単位でも、世界単位でも、それは同じことなのおだ
共存することの出来ない価値観を、力ずくで押さえつけ、捻じ伏せる
ヱイル「そしてそれが愚かしいと気付いた時には、周囲には何も残っていないかもしれない。……自分すらも」
( ^ω^)「うん……」
一度全てを失ったからこそ、理解している
自分の世界は、確かに自分のものだ
だがそれと同時に、他の人間と共有している世界でもあるのだ
なにかをすれば、必ず誰かに影響を及ぼす
世界は自分、自分たちだけのものではないのだ
それに気付いた、だから今こうして、伝えたくてここにいる
殺し合いは殺し合いを呼ぶ、だがその逆も然りなのだと

25:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:32:31.58 ID:cgRa1DXU0
( ^ω^)「でも、わかってはもらえなかったお……」
ヱイル「うむ……。人は、大きな感動や共感によって、言葉を理解し正しいと感じることが出来る」
( ^ω^)「でも、それは……」
ヱイル「そうだ。だからこそ難しい」
後悔して欲しくない、所詮おせっかいでしかないのだろうか
たとえそうだったとしても、自分にはそれを他人事と目を逸らして生きていくことなどもう出来ない
あの苦しみを、果てにある絶望を味わって欲しくない
ヱイル「我等の考えは、間違いではない。信じよう、きっと皆理解を示そう」
そう、今の僕達にできることは、信じることだけしかない
信じるしかないんだ、自分たちで気付いてもらうしか、答えを理解する方法は無いのだから
……だがもし伝わることなく、争いが止まらないそのときは……
( ^ω^)「うん、頑張ろう。きっとわかってくれるよね」
自分の考えから目を逸らすように、ブーンは呟くようにしていった
きっとわかってもらえる、ドクとだってわかりあえる
きっと……

26:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:33:22.71 ID:cgRa1DXU0
漆黒に浮かぶ青い星から発せられる光が、淡く暗い室内を照らしている
ネルガルはゆったりと壁にもたれかかり、窓越しに外を眺めた
"ゴスペル"に巻き込まれて死んだものと思っているのだろう、今のところ追撃部隊が追ってくる様子は無かった
ステルス潜航も順調、後は早急にエリュシオンに艦を隠すだけだ
ネルガル「さぁ、どうなるのかな……?」
計画の第一段階は、滞りなく済んだ
戦闘の開始直後に颯爽と現われ意を示し、その後"ゴスペル"の照射、戦闘の中断
後は殺し合いに嫌気が差した者が、どれほどいるかだ
数多くの仲間が死に、戦争の意味を改めて問い直すものもいるだろう
ネルガル「このまま終ってくれるといいんだけど……」
そう呟くネルガルの顔に、凍りついたような微笑みは無かった
翳りを帯びた表情で、端末の画面に目を向ける

28:ダメな子 ◆L3bTxC/JR6 :2006/05/07(日) 00:33:41.31 ID:cgRa1DXU0
ネルガル「無理だろうな……」
地球連合、宇宙連合、オットフリート、ブエル
いくら個が変わったところで、全体として変質することが出来ねば、変わった個は異分子とされてしまうだろう
ショボンといったか
想定外の協力者だったが、彼が何処まで役に立つか、だな
不確定な要素を当てにするわけにはいかないが、あの意志の強さには何かがあるはずだ
ネルガル「そろそろエリュシオンに着きますよ。各員、離艦用意をしてくださいね」
イヤホンマイクに向けてそう言い、端末を閉じた
突入の熱を受けて、窓の外の景色が赤に変わった
強化ガラス越しに波打つ炎の美しい光景を見て、にやりとほくそえむ
さて、これからどうなるかな
まぁ、どうなろうとも悔やむような結果にはならないだろう
近い未来に思いをはせながら、ネルガルはブリッジへ向うべく部屋を出た
再び微笑みの仮面を、顔に乗せて
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【2006/05/07 00:46 】 | ( ^ω^)ブーンはガンダムのパイロットのようです | comment(0) | trackback(0)

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